このたび、「ChatGPTと一緒に学ぶ効率的な勉強方法」をテーマに探究活動を進めている高校生から、取材のご依頼をいただき、弊社オフィスにて意見交換を行いました。
取材当日は、
- 生成AIを学習にどのように活用できるか
- 学習におけるAI活用の有効な方法と注意点
- 教育とAIの役割分担
- 学校現場での具体的な活用事例
- 「スクールAI」の開発に込める思い
など、多岐にわたるテーマについて活発な質疑が行われました。
事前に多くの質問を準備されており、実際の利用経験に基づく率直で本質的なご意見を伺うことができました。
AIをどのように学びに取り入れていくべきか、また、未来の教育はどのように発展していくのかについて、私たちにとっても非常に有意義な時間となりました。
取材に参加された生徒さんからは、次のような感想をいただきました。
取材を通じて、AIを活用するためには自分自身の能力を高めることが大切だと実感しました。
AIに立場や目的を設定することで、効率的に質問に答えてもらえることも学び、今後の学習に活かしていきたいです。
実際に考え方の違いを聞くことで、新たな課題意識も持つことができ、今回の経験を自分の学びに活かしていきます。
こうした感想からも、生成AIが学びを支える可能性とともに、
AIリテラシー、問いを立てる力、言語化する力の重要性を改めて認識しました。
このような貴重な機会をくださった高校生に深く感謝申し上げます。
弊社は今後も、安心・安全な学習環境を支え、子どもたちの可能性を引き出すサービスを提供してまいります。
取材での主な質問と回答(一部抜粋)
Q. 生成AIを使って効率的に勉強するには?
A. AIに「どんな役割で振る舞ってほしいか」を明確に伝えることが大切です。
役割設定(プロンプト)によって、教科に特化した指導や、考え方を深めるサポートができるようになります。
Q. 教育向けAIを開発する上で大切にしていることは?
A. 児童・生徒さんが安心して使えることを最優先にしています。
暴力的・差別的表現を避けるチューニングや、「答えをそのまま教えない」設計など、
学びが深まる体験を重視しています。
Q. 学校教育とAIの関係は?
A. 競合ではなく補完関係です。
先生が概念を教え、生徒が問題に取り組む中で、わからないときにAIがヒントを出すなど、学習効率を高める“伴走者”として活躍できます。
Q. AIと勉強するときに気を付けることは?
A. 目的意識を持つこと、そしてAIが万能ではないと理解すること。
便利さだけに頼ると力になりません。
「何がわからないのか」を明確にし、ステップごとに使うことが大切です。
Q. 特に効果が高い活用例は?
- 英会話(1対1の対話練習)
- 作文・小論文の添削やフィードバック
- 面接練習
- 探究学習の伴走者
Q. 今後の取り組みは?
A. 教材連携やカスタマイズ性向上など、より学校現場で使いやすいプラットフォームへ進化させていきます。
今回の取材を通じて、未来の学びを主体的に考え、AIを積極的に取り入れようとする高校生の姿に大いに刺激を受けました。
私たちも、より安心して学びに活かせるAIサービスを届けられるよう、これからも挑戦し続けます。
素敵な時間を本当にありがとうございました!
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