よくあるご質問

スクールAIについて

スクールAIとは何ですか?

生成AIを使った、生徒向けの「英作文添削アプリ」「小論文添削アプリ」などの学習アプリや、先生方向けの「指導案作成アプリ」「学級通信作成アプリ」などの業務効率化アプリを数クリックで簡単に作成し、生徒・先生方に提供できるシステムです。

スクールAIは他の生成AIアプリと何が違いますか?

スクールAIは教育現場に特化して設計されており、目的別の生成AIアプリが100種類以上も用意されていて、用途に応じて使いやすいのが特徴です。また、学校や先生のご要望に合わせて先生方ご自身で簡単にアプリを作成することもできます。

アプリ作成機能について教えてください。

スクールAIには生徒向けの「英作文添削」「小論文添削」、先生方向けの「指導案作成」「報告書作成」「ホームルームのアジェンダ作成」など合計100種類以上のアプリがあります。これらのアプリに埋め込まれているプロンプト(アプリへの指示)を書き換えることで、すぐにアプリを作成することができます。また、一からプロンプトを書いてアプリを作ることも簡単にできます。

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アプリをダウンロードする必要はありますか?

スクールAIはブラウザ上で動作するため、専用アプリは不要です。推奨ブラウザでアクセスするだけで利用できます。スクールAIの専用アプリもご用意はありますので、必要に応じてお使いください。

スクールAIの利用環境における推奨端末は何ですか?

PC、タブレット、スマートフォンなどどんな種類の端末でも原則的にはお使いいただけます。音声での会話機能もあり、マイク付き端末があると便利です。また、カメラ機能があると手書き文字の読み取りや写真認識も可能です。
ChromebookなどGIGA端末でも安心してお使いいただけます。

Chromebookで利用できますか?

利用できます。

生徒がAIと対話したログの確認はできますか?

はい、先生は生徒とAIの対話ログを確認でき、学習状況を把握してフォローアップが可能です。

普通のChatGPTのように自由に使うことはできますか?

通常のChatGPTと同じように、制約なく自由に使える「普通のGPT」というモードもテンプレートとして用意しています。

導入実績について

スクールAIの導入実績を教えて下さい

はい、全国で100校以上の学校が導入しており、私立・国立学校、学習塾、フリースクールなど幅広い教育機関で利用されています。

スクールAIはどのようなところに導入されていますか?

スクールAIは自治体(教育委員会)の管轄する公立学校はもちろん・私立・国立学校、専門学校、大学、学習塾、習い事の教室、フリースクールなど、幅広い教育機関に導入されています。対象生徒も小学生から大学生まで幅広くお使いいただいています。

契約について

料金はいくらですか?

利用人数やプランによって異なります。詳細はお問い合わせください。最適なプランをご案内いたします。

トライアルとして無料で使える期間はありますか?

はい、スクールAIには無料のトライアル期間が設けられており、一定期間無料で試用可能です。詳細はお問い合わせください。

先生だけが業務改善で利用する際の料金を教えて下さい

業務改善のために先生個人で利用を開始する場合の料金については、スクールAIの利用規模や目的に応じて異なります。お問い合わせいただければ具体的な料金をご案内いたします。

導入サポートについて

スクールAIにはどのような導入支援がありますか?

導入時には、先生方への導入研修の実施や保護者向け説明資料・承諾書・児童生徒向け動画教材のご提供などを行います。

先生方が負担なく、スムーズに導入いただけるよう、専門チームがサポートいたします。

プロンプト作成の相談は可能ですか?

はい、プロンプト作成の相談が可能です。専門のサポートチームがプロンプト設計のアドバイスを行います。

デジタルが苦手な先生が多いので、浸透させるにはどうしたらよいでしょうか?

充実した職員研修や分かりやすい解説動画を用意しています。また、デジタルが苦手な先生が多い組織ほど、スクールAIは活躍します。なぜなら、豊富なテンプレートをそのまま使える上、全て日本語で簡単に作成できるからです。

セキュリティについて

スクールAIのセキュリティ・教育的配慮は問題ありませんか?

文部科学省のガイドラインを踏まえた設計と、教育的配慮を徹底したフィルタリング機能により、学校や塾で安心してご活用いただけます。また、生成AIに入力したデータは学習されない設計になっております。

使用している生成AIは何ですか?

Microsoft社のAzure環境でのAzureOpenAIおよび、Amazon社のBedrock環境でのClaudeが利用可能で、選択していただく形になっております。また、教育利用を前提に、コンテンツフィルタリング機能を最強に設定していますので、暴力的な文言などはスクリーニングされる仕組みとなっております。

サービスを使用するにあたって、児童生徒の個人情報やメールアドレスは必要ですか?

児童生徒の個人情報は必要ございません。
ユーザーネームやログインIDは教員にて任意で設定可能ですので、個人が特定できない形で利用できます。
また、生徒のアカウント発行にメールアドレスは不要です。個人情報を扱わず安全にアカウントが発行できます。

AIの利用について

子どもの考える力が奪われることはありませんか?

スクールAIは、子どもの考える力を奪うことなく、育むことを目指しています。
AIはあくまで学習のサポート役であり、答えを一方的に教えるのではなく、考える過程を促すように設計することができます。子どもが自分で考えた上で、必要なときにヒントやアドバイスを受け取れるため、主体的な学びを深めることができます。

生成AIは間違えるから使えないと聞いたことがあるのですが?

生成AIは、Google等のWeb検索結果同様に、知識の正しさを保証するものではありません。そのことを念頭においた上で、使う場面の選定・プロンプトの調整・ファクトチェックの習慣化等の工夫で活用可能性が大きく広がります。生徒に対しても、AIの回答をそのまま受け入れるのではなく、自分で確認し、考える力を養うことが必要ということを伝える必要はあります。

宿題を生徒がAIを使ってやってくる心配はないですか?

例えば、生成AIを使って感想文の課題を行うことを考える際、これまでの感想文に対する評価方法が本当に適切であったのかを見直す必要があります。確かに、生成AIを使用すれば、家庭での課題がより簡単にこなせるようになる面があります。しかし、これまでも親や塾の先生、インターネット検索を活用して感想文を書くことは可能であり、それを完全に防ぐ手段は限られていました。

たとえスクールAIが使用されていなくても、ChatGPTなどの生成AIは既に一般的に利用されています。そのため、評価方法の再検討が求められます。具体的には、感想文の最終的な成果物だけでなく、その作成過程を評価することが重要です。例えば、感想文提出後に口頭試問を行い、生徒が自分の言葉で説明できるかどうかを確認することで、自ら考えたのか、それとも生成AIで作成したものをそのまま提出したのかを見極めることができます。

さらに、生成AIの活用により、評価プロセス自体を見直すことも可能です。生成AIによって得られる新たな視点や方法を取り入れることで、より質の高い教育を提供できるでしょう。このように、生成AIを活用した感想文の課題に対しては、評価方法を見直し、生徒の思考プロセスに重きを置くことで、より効果的な教育が実現できると考えられます。

その他

ChatGPTは年齢制限があると聞いたのですが、スクールAIはどうでしょうか?

一般的なChatGPTではなく、Microsoft社の提供するAzure OpenAI Serviceという安全な生成AIモデルのAPIを利用し、安全に教育活用するために開発されたスクールAIは、規約上、年齢制限なく全ての児童生徒が利用できます。

児童生徒が使う時の注意点はありますか?

まずは、生成AIがどのようなものかを学ぶ機会を作るのが良いと思います。スクールAIでは、生徒向けの生成AIを使う上での注意点をまとめた動画や、AIリテラシーを高めるための授業案を用意していますので、ぜひご活用ください。

保護者の同意は必要ですか?

生徒がスクールAIを利用する場合、保護者の同意を推奨しておりますが、必須ということではありません。現場での必要に応じてご説明いただけるように、保護者向けの説明資料も提供しています。